【ますはら通信】 増原よしたけ通信(2005年9月号)
皆さん、こんにちは。
「郵政民営化に賛成か、反対か、国民の審判を仰ぎたい。」小泉首相は参議院での郵政民営化法案否決を受けて衆議院を解散され、総選挙となった9月11日の投票日、結果は自民党は絶対安定多数とされる269を大きく上回る296議席を獲得し、公明党と合わせて与党全体では3分の2を超える327議席という歴史的な圧勝となりました。「小さな政府」実現のため、「国から地方へ」、「官から民へ」という行財政改革を進める上で象徴的存在である郵政民営化法案は、今月21日に召集された特別国会に再提出されましたが、政府系金融機関の整理統合、国から地方自治体への税財源の移譲、社会保険庁などの国や地方自治体などの行政改革、公務員制度の抜本的見直しなど、課題山積みです。
私自身、この度の選挙では中国ブロックの比例代表候補として3期目の当選を果たしました。選挙戦では中国5県の候補者の応援や全国各地の同僚議員の応援演説など、かなり多忙なスケジュールになりました。しかし比例代表ということで皆様に私の名前を書いていただけなかったのは本当に残念でした。次回の総選挙では私が小選挙区で公認を受けることとなっておりますが、この度の反動でかなり厳しい選挙になるものと覚悟しております。皆様方のご理解を賜れば幸いでございます。
第163回特別国会は、11月1日までの42日間となりました。冒頭で小泉総理が衆参両院の本会議の総理指名選挙で第89代内閣総理大臣に指名され、第3小泉内閣が発足しましたが、今国会後の大改造までは全閣僚17人が留任となり、また副大臣、政務官も同様で、私も総務大臣政務官として、二度目の辞令をいただきました。
圧倒的な多数にあぐらをかくことなく、国民の声にしっかり耳を傾け、外交、安保、福祉、教育などにもしっかりと取り組んで参りますので、引き続きご指導の程、よろしくお願い申し上げます。
-風景は様変り-
衆議院480議席中、自民党がとった296議席はどういう風景をもたらしたでしょうか。
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本会議場では自民党のエリアが急拡大し、民主党の113議席が小さく見え、ヤジも届かない状況。また、議場にお茶のペットボトルを持ち込んで前においたりする新人も。
ちなみに、私の席は議長に向かって左から5番目、後ろから2番目です。 -
院内での部屋の配分は、当然自民党が大幅増。
代議士会などを開く大部屋は更に大きくなり、過ぎたるは何とやらという感じです。 -
党内では、83名の新人の人達がウロウロしており、有名人は別として顔と名前が一致するには相当の時間が必要です。いろいろな部会では新人議員が選挙区と名前を言って発言する状況がしばらく(一年位?)続きそうです。
-この選挙で思うこと-
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小選挙区2大政党制について
小選挙区制度は、多数をとった与党に安定した多数の下で自らの政策を着実に実行させるに優れた制度と言われており、結果的に2大政党になることが多く、また、与党と野党で時に大きく議席が振れます。(イギリスやカナダなどの例)
この度の選挙では、各党がマニフェスト(公約)の争いというより、急な選挙で郵政民営化に争点がしぼられた感があり、選挙戦術としては別として、2大政党制から見れば異例です。将来、民意に問うあり方を真剣に考える必要があると思います。 -
自民党内の意思決定について
2大政党の下では、政府・与党の決定に反して反対投票を行うことは、野党を利する反党的行為として除名等、厳しく処分されます。この度の郵政民営化法案も、党の最高意思決定機関である総務会において修正案で行くことが多数決で決められた訳であり、これを否定すれば民主主義は成立しません。過渡期の現象が起きたということかと思います。
公認候補者の決定権は党本部にあることはどこの国でも同じですが、イギリスでは、各小選挙区の党の委員会で、党本部や地区の推薦者、自推の者などが面接を受け、そこでしぼった1人を党本部が公認します。急な選挙であったこと、公募制度も始めたばかりであること、地方組織も成熟している訳ではないこと、など多々問題があり、これもまた過渡期の現象と思いますが、国民の信頼を得ることのできる透明性のある自民党にして行きたいと思っています。
